MOTO GUZZI CALIFORNIA1400 CUSTOM試乗記 メカ藤井編

ドモ、藤井です。     


モトグッツィの超弩級クルーザー「カリフォルニア1400カスタム」の簡単なインプレです。

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「その車格やラグジュアリーなイメージからは想像できないほどの軽快なハンドリング、そして歴代モデルの風格とフィーリングを継承しつつも、先進の電子制御技術であるライド・バイ・ワイヤシステムを採用する事で可能となったマルチマッピングシステム、MGCT(トラクションコントロール)等、のセーフティシステムを装備し、如何なるライディングシチュエーションでも必ずライダーを満足させてくれるクルーザーです。」
(輸入元のピアッジオグループジャパンのウンチクより抜粋)
何のことやら、あまりわからない読者様も是非最後までお読み下さいませ。



「如何なるライディングシチュエーションでも必ずライダーを満足させてくれるクルーザーです。」(PGJ)


ふ~ん、言うねぇ  ・ ・ ・ ・ ・ ・ふざけて上から目線で書いてます (汗X3)
正直なところ、今まで大型クルーザーに対して、デザインと真っ直ぐ走ること以外の性能を期待していなかった自分を満足させてくれるのか楽しみです。




カリフォルニア1400に対する自分の感じた第一印象は「長っ!」、「太っ!」、「重っ!」です。
全長2455mm、車重318kg、大型クルーザーでは普通の長さに重さだと思いますが、
普段は全長2000mmの車重190kgのバイク(アプリリアRSV4)に乗っているので、
よりいっそう「長く」、「太く」、「重く」感じます。
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車両に跨ったときの視界は、コンナ感じです。
写真では細く見えますが、実際はもっと両サイドのシリンダヘッドカバーが張り出していて「太く」見えます。
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シフトペダルはシーソー式で、シフトタッチも渋さはなく、スムーズにシフトチェンジできます。
(自分はシーソー式に慣れてないので、つま先だけでシフトチェンジしてました・・・)
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では、走行インプレに行きたいと思います。  

サイドスタンドを掛けたままエンジンを始動、空油冷OHC4バルブのV型2気筒エンジンは、モトグッツィ特有の鼓動を刻みます。
サイドスタンドをはらうのに、跨ったまま車両を引き起こします。
「重い・・けど思ったほど力入れなくて起こせたね」

先ずは、お店の前の環七通りをゆっくり走らせます。
「おぉ?・・少し、強くなったみたい♪」な、気分になりますね。
ロングホイールベースと低重心の恩恵による直進安定性は素晴らしく、20~30km/hの速度でも安定して真っ直ぐ走ります。
「でも、クルーザーなら皆この位は当然の事でしょ?」、「細い路地での取り回しは、重くて曲がらなくて大変な思いしそう・・」
では、確かめるべく、環七通りから細い路地へ入っていきます。

DGカンパニーの最寄駅のひとつに「亀有駅」があります。
そうです!漫画「こちら葛飾区亀有公園前派出所」の亀有駅です。
駅の南口側は開発が進み、昭和の面影が少なくなってきましたが、少し離れると、まだまだ昭和の香り残る、込み入った路地が多く残っています。
そんな細い路地に、カリフォルニア1400で入っていきます。

意外?にも、低速のハンドリングは軽やかで、300キロ以上ある車重を感じる事無く、右に左に振り回して走らせられます。
(ホイールベースが長いので、小回りはできませんが・・)
これならツーリング先の細かい峠や、細い路地の温泉街等でも気兼ねなく入っていけそうです。

低速域の取り回しの良さは、予想以上で満足できましたので、お次は高速域ですね。


首都高環状線に出かけてみました。

首都高速は、50km/hの低速コーナーから100km/hの高速コーナーまでいろんなコーナーがあるので、新しい車両のハンドリングを見るのに打ってつけです。

環状線を走らせて、一番最初に感じたのは「曲がらないじゃん・・」でした。
低速域でヒラヒラと軽やかだったので期待したんですが、100km/hで走行してると、どっしりとした直進性の方が勝る事により、「曲がらない(倒し辛い)」と感じます。
普段乗っているRSV4の時の様に、フロントブレーキを掛けながらコーナー進入とかしたら、もっと「曲がらない(倒し辛い)」状態になりました。
やはり大型クルーザー、乗り方変えないとダメですね(当たり前?)。

今度は、コーナー手前で減速を終わらせ、ゆっくり車体を傾けて進入して、アクセル開けて曲がる。
「おぉ、曲がる曲がる!これだね♪」(エンジンのカウンタートルクにより左コーナー右コーナーで少し特性が変わりますが、そこがグッチらしさで、楽しさです)
バンク角もそこそこありますので、一度バイクを傾けてしまえば、そこからはニュートラルな特性で曲がっていきます。
DGカンパニー代表の秋元は「よく曲がるよ!」と、褒めていますので、大型クルーザーとしては旋回性能良いのでしょうね。

高速域のハンドリングは、慣れるまでいまひとつな感じでしたが、慣れると普通に乗れますね。
でも、満足かといわれると・・・そういうバイクじゃないのは解っていますが、自分的には微妙です…
(アプリリアRSV4とか、モトグッツィ1200Sを引き合いに出しては駄目ですね)


市街地や首都高環状線を走っていて気づいたのは、ブレーキの具合の良さです。
イタリア車なら当たり前?の、ブレンボキャリパーを前後に装備、しかもフロントはラジアルマウントでダブルディスク!
重い車重でも、しっかり止めてくれます。
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リアブレーキも良く効きますし、なによりコントロール性が高く、おまけに前後ABSシステムも標準装備!
雨天でも安心してフルブレーキが掛けられます。
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別体リザーバタンク式のサスペンションも、しっとりした乗り心地で首都高の路面の継ぎ目やギャップの衝撃をサラッといなしてくれます。
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お次は首都高湾岸線で、エンジンフィーリングやオートクルーズ機能などのテストと行きたいと思います。

と、その前に「MGCT」(トラクションコントロール)と「マルチマッピングシステム」(出力特性の3段階切り替え)にも触れておきます。

「MGCT」は、モトグッツィのトラクションコントロール機能の呼び名です。
トラクションコントロールの介入レベルは、任意で3段階のレベル切替とOFFにする事が出来ますので、介入レベルにより、滑りやすい路面でのホイルスピンを抑えてくれます。

「マルチマッピングシステム」は、スロットルバルブの開度等を調整して「ツーリング」、「スポーツ」、「レイン」の3つの出力特性に任意で切り替えることができます。

オートクルーズ機能は、ライダーがスロットル操作をしなくても、任意で設定した速度で巡航する機能です。

↓のメーター画面に表示されているのは、「ツーリング」モードでトラクションコントロール介入度3、クルーズコントロール起動中の参考画面。
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トラクションコントロールは左ハンドルスイッチ、マルチマッピングの切り替えとクルーズコントロールは右ハンドルスイッチ側で操作します。
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首都高湾岸線を横浜方面に走らせます。

道中、マルチマップを切り替えてスロットルレスポンスの違いを体感したり、オートクルーズ機能でラクチン運転してみたり、ようやく大型クルーザーの本領発揮!

エンジンからの振動は、ラバーマウントで吸収してくれてエンジン回転数を上げて走行しても、手や体が痺れる様な不快な振動は皆無なので、快適な高速クルーズが可能です。
「どこまでも、このまま真っ直ぐ走って行きたくなります♪」(真冬の夜の寒さが無ければ…)
高速クルーズの性能は大満足です!  

自分の評価は、首都高環状線(高速コーナー)以外は満足いく乗り味です。
特に低速域の軽快感は、日本の道路事情にもマッチすると思います。
でも、一番気に入ってるのは「長っ!太っ!・・・カッコイイ~♪」ところです(^o^)


車体のスペックは、こちらをクリックして下さい。→カリフォルニア1400カスタム


試乗車を用意させてもらったので、気になる方は、是非実物を見て乗りにご来店ください!


カリフォルニア1400の自分が思う「一番カッコイイ角度」で撮影。
ナナメ後ろからの、この角度が「長っ!太っ!低っ!」で一番かっこいいと思いますが、皆さんはどう?
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オマケ記事

カリフォルニア1400の慣らし走行の途中で、小腹が空いたので寄らせて頂いたのが千葉県市川市にある

「カフェ モトホリック」さん ←クリックするとモトホリックさんのページが開きます。
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この日は「長っ!太っ!ウマっ!」のボリュームたっぷり「トルティーヤ・ドッグ」を頂きました(美味しかった~♪)
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人柄のよい店主さんのおかげで、慣らし走行に出かけなきゃいけないのに居心地がよくて長居しちゃいましたww
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カフェ モトホリックさんは、月曜日が定休日です(ウチのお店と一緒)。皆さん是非お立ち寄りしてくださいね♪



・・・ん?

締めがご飯のお話になってしまいましたが、モトグッツィ カリフォルニア1400の方は試乗車をご用意しましたので、モトイタリアーナ東京足立のDGカンパニーまでおこしください(汗)


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テーマ : モトグッチ・Moto Guzzi
ジャンル : 車・バイク

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