アプリリア 2017 トゥオーノV4 1100ファクトリー乗ってみました。

ドモ、メカの藤井です。
思いのほか、新型トゥオーノ1100ファクトリーの問い合わせが多かったので、トゥオーノの紹介と、お店の近所を少し乗った位ですが、インプレを書きたいと思います。


58-Tuono-V4-Factory[1]


SSマシンのフルカウルを取り払い、セパハンからアップハンドルに変更する事で出来たSSマシンベースのネイキッドバイクを、ヨーロッパでは「ストリートファイター」と呼び、バイクカスタムの一つのジャンルとして定着して数年・・・

当時、ストリートファイターのベース車両の多くは、日本メーカーのSSマシンをベースにすることが多かったのです。
それを見ていた、とあるメーカー開発者、「だったら、最初からストリートファイターモデル作ったら売れるんじゃね?」
2002年、RSVミレをベースにした、初代トゥオーノ1000が発売。
以降、様々なメーカーが手持ちのSSマシンをベースにストリートファイターモデルを発売してきました。

2011年、RSV4ベースのストリートファイターマシン、TUONO V4 1000Rがデビュー。
それまでは、ベースマシンと同一のフレームとエンジンを使用していたトゥオーノでしたが、V4トゥオーノからは専用エンジンと専用フレーム、専用ヘッドライトを採用して、RSV4よりもストリート重視の特性に変更されました。

2016年、エンジンの排気量を1100ccに拡大、外観もヘッドライトまわりのデザインをRSV4と共通化、オーリンズ製の前後ショックとステアリングダンパーを装着したファクトリーモデルの設定を追加。


そして、2017年

RSV4RFと同じく「TFTカラーメーター」、「オーリンズNIXフロントフォーク」、「オートブリッパー対応クイックシフター」、「コーナリングABSシステム」、「ユーロ4規制対応で日本仕様も175馬力のフルパワー仕様」 などなど、多岐にわたりアップデートされました!

では、2017 TUONO V4 1100 Fのちょい乗りインプレいってみます!

45-Tuono-V4-Factory[1]

先ず、跨ってみますと、フラットなハンドルと825mmのシート高と併せて、乗車時の沈み込みの少ないオーリンズサスの為に、意外と前傾姿勢になりますが、この乗車姿勢がストリートファイターである事をひしひしと感じさせてくれます。

発進もRSV4よりローギア化されたファイナル設定と、1100cc化されたエンジンのトルクで停車状態からスルスルと発進できます。
トルクフルで扱いやすいトゥオーノの専用V4エンジンは、市街地において低回転域の直4エンジンのダルさやV2エンジンのドンつき感もなく、すこぶるスムーズで扱いやすい特性ですが、一度スロットルをワイドオープンすると、高回転型のRSV4よりも低回転域から強烈な加速をしてくれて凄く速く感じます!

アップ/ダウン対応のクイックシフターは3000rpm以上で作動しますので、クラッチを切らず、スロットル戻さずにシフトアップ。軽いシフトタッチに変速ショックの少ないシフトアップが可能です。
そして、オートブリッパー機能の作動について危惧していたのですが(他社の車両でシフトタッチが硬くなる車両や、反応の鈍い車両、ショックの大きい車両を見てたので)、アプリリアのオートブリッパーの仕上がりは大変素晴らしく、エンジン高回転でも低回転でもシフトタッチがほぼ変わらずに、スムーズなシフトダウンが出来ることに思わずニンマリ♪

制動装置では、ABSシステムは任意で3段階の介入レベル切り替えとABSをOFFにすることが以前から可能でしたが、更にアップデートによって「コーナリングABS」化されました。
330mmに大径化されたフロントディスクと、ラジアル化されたマスターシリンダの組み合わせで、ABSいらない位に強力ながら、コントローラブルなブレーキングが出来ちゃいます。
ここで調子に乗ってガンガン急制動すると、ABS作動。「?、ロックしてないのに?」
介入レベルによってフロントタイヤがロックしなくても、リヤタイヤが路面から離れないように(ジャックナイフしないように)ある一定の減速度でABSが作動するようになります。
初心者から上級者まで満足いく制動システムです。

驚異的な動力性能を支える前後のサスペンションは、STDモデルのザックス製からオーリンズ製のサスペンションに換装されましたが、市街地で乗ると正直少し硬いです。
市街地の乗り心地だけならSTDのザックス製サスの方が勝りますが、トゥオーノファクトリーのオーリンズサスはアベレージ速度の高い高速道路や、激しい加減速を繰り返す峠道等で効果を発揮します。

ハンドリングは、フロントタイヤからインに入っていくタイプで、浅いバンク角度でもグイグイと非常に良く曲がっていき、立ち上がりでスロットルを開けたときもしっかり踏ん張ってくれるので、二次旋回もプッシュアンダーを出さずに綺麗にコーナーを脱出できます。
路面の状態が良いサーキットなどでは基本的にサスセットを硬くしていきますが、この時にもSTDザックスよりも幅広くセッティングが可能なオーリンズサスの効果が現われます。

乗り心地悪い感じで書きましたが、RSV4RFよりも乗り心地はかなり良いです。これはトゥオーノのシートの方が柔らかいクッション材を使用していて、このシートが市街地走行ではかなり具合が良いです。
RSV4のシートは、スポーツ走行時にリヤの動きをお尻で感じやすくする為に硬いシートを装着しており、スポーツ走行時は最高ですが、正直街乗りでは硬くて最低って思う位でした。
話ずれますが、RSV4オーナーさんで街乗りしかしない人には、新型トゥオーノのシートは値段も手ごろでかなりお勧めです。

長々と書いてきましたが、一番伝えたいのはやはり

このバイク楽しくてチョー気持ち良い!!

って事ですね(^o^)/

最後に、aprilia MOTO GPライダーのアレイシ・エスパロガロ選手が出演している新型トゥオーノのCMをご覧ください。




aprilia 2017 TUONO V4 1100 F

車両本体価格 ¥1.998.000- (消費税8%込)

お求めは、走れて触れるメカニック藤井のいるモトイタリアーナ東京足立のデージーカンパニーまで!

 

テーマ : バイク屋さん日記
ジャンル : 車・バイク

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