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アプリリア RSV4 1100 ファクトリー入荷!


ドモ、DGメカ藤井です。
アプリリアRSV4の2019モデルのRSV4 1100 factory が入荷しました

排気量を1100ccに拡大した事でパワーも怒涛の217馬力を発生!
年々改良される電子制御APRC(アプリリア・パフォーマンス・ライド・コントロール)によりトラクションコントロールやウィリーコントロール、ABSをライダーのテクニックレベルやコース状況に応じて、好みの介入レベルを設定でき、異次元の走りを可能にします。
更に、MOTO GPマシン同様のカーボンウィングレットを装備・・・もうね、こんなの公道走行用で売っていいのかってレベルww
RSV4詳細←機能の細かい説明はメーカーHPのコチラをご覧ください

とりあえず、いろいろ写真撮ってみたので、ご覧ください♪

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マットブラックのカラーリングとマット仕上げのカーボンパーツの組み合わせが超カッコいいです。

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アクラポヴィッチのE4対応サイレンサーのチタン色とシャンパンゴールドの鍛造アルミホイールがマットブラックとの対比で映えます。

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ウィングレットの張り出しはハンドル幅と同程度です

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ミラーのボディも車体色に合わせてつや消し仕上げに変更されました

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217馬力の1100ccエンジンは外見上の違いは見受けられません

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シートサイドのカウルとマフラーヒートプロテクターはカーボン製、タンデムステップを黒色に変更しています
スイングアームも出力向上とタイヤのグリップ向上に合わせて剛性アップさせています

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シートカウルサイドに1100の文字

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ブレンボの新型Stylemaキャリパーにディスクもブレンボ330φ、フォークはオーリンズのNIXフォーク、ホイールは鍛造アルミ

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リヤサスもオーリンズTTXショックを装備

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軽量化に貢献したバッテリーはボッシュ製のリチウムバッテリー

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300km/h走行時に8kgのダウンフォースを発生させるウイングの重量は僅か150グラム弱

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羽を外すとこんな感じ、ねじ穴はステッカーで隠せますねw

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数日前に整備作業しに、ふらりと遊びに来た某元ワークスライダーも、どこかで乗ってきたらしく「アレは素晴らしく良い!」と、べた褒めしていたRSV4 1100 factory

車両本体価格は消費税8%込み \2862.000-
自分の乗っている2009年モデルが254万だったのを思うと、37馬力も出力向上して、前後サスペンションにブレーキもアップグレードされ、フルカラーTFTメーターにクルーズコントロールやスマホ通信機能、コーナリングABSなどの電子制御にアクラポヴィッチサイレンサーにカーボンパーツ、リチウムバッテリーを装備してこの価格はかなり安いと感じてしまうのは僕だけでしょうか?
僕と共感できる方はデージーカンパニーの藤井まで、ご注文お待ちしております♪

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ジャンル : 車・バイク

アプリリア 125ccフルサイズモタード SX 125 まもなく日本発売開始!

ドモ、DGカンパニーメカの藤井です。
昨年、ひとあし早くデビューしたフルサイズ125オフローダーのAPRILIA RX125ですが、RX発売直後から都市部ではブロックパターンのオフロードタイヤを履いたRX125よりロードタイヤを履いたSX125の要望がちらほらありました。

そのRX125のモタードバージョンのSX125がいよいよ日本に入荷することになりました。



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アプリリア SX125 は、ベテランライダーからビギナーまで、強いこだわりを満足させる本格的なオフロードスタイリングが目を引く RX 125 をベースにしています。
その背景にはアプリリアのオフロードレースにおける成功の歴史を継承する、洗練されたデザインとパワフルなパフォーマンス、先進のテクノロジーを備えています。
フロント、リアともに17インチ化されたホイールや、強化されたフロントブレーキを装備する本格派モタードバイクは、日本において原付二種のカテゴリーに分類され、日常的な移動や週末のレジャーのアイテムとしても、手軽に楽しめることができる貴重な1台です。



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デザイン
アプリリアは、エンデューロやモタードのようなモーターサイクルに、ユニークで極めて革新的なデザインを初めて取り入れてきました。SX の機能性を重視したデザインは、確実なライディングコントロール性を犠牲にすることなく、このセグメントにおいて他に類を見ない機能性を有した美しいフォルムを実現しています。
ブラックアルマイト仕上げのアルミ製テーパードハンドルバーやシート形状と一体化したパッセンジャーグリップに、この新しいデザインならではの特徴が表れています。


エンジン
アプリリアの魂ともいえるエンジンには、水冷単気筒 DOHC 4 バルブ 125 cc エンジンを搭載しており、4 ストロークエンジンの最先端技術を駆使した近代的なエンジンです。レースシーンにおいて磨かれてきた技術は、ベンチマークとなるパフォーマンスを実現するだけでなく、極めてクリーンなエンジンを生み出すことにもなります。SX においてアプリリアは 4 ストロークエンジンの完成度を引き上げ、パフォーマンスを損なうことなく厳しいユーロ 4 基準に適合させ、感動的ともいえる高回転域での加速フィールを実現します。



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シャシー構造
アプリリア SX は、進化したサスペンションと、優れた制動力とコントロール性を実現し、新しいブレーキングシステムによる ABS を備えたトップレベルの安全性能を備えています。
アプリリアは、ブレーキング時の高い精度とコントロール性を提供しつつ、ハードブレーキング時のリアホイールの浮き上がりを補正する、アンチロールオーバーモードを備えた Bosch 製 ABS システムをこの市場セグメントで初めて導入しました。
SX には、レースシーンからフィードバックされたフロント 300 mm、リア 200 mm のステンレスディスクが装備されています。
高剛性のスチール製ダブルクレードルフレームには、クラスの基準を超えたサスペンションが組み合わされています。フロントサスペンションには 41Φ倒立テレスコピックフォークを装備し、240 mm のホイールトラベルを提供します。リアは、トラクションを最適化するスチール製ロングスイングアームを採用し、ホイールトラベルは 200 mm を確保。ショックアブソーバーはプログレッシブリンクでフレームと連結しています。
SX のような本格的なモタードモデルでは、構成部品にも高いレベルが求められます。特にホイールについて、剛性と軽さの両立が性能を左右する大きな要素となります。
アプリリア SX は、ブラックアルマイト仕上げのハブを持つ高品質のスポークホイールを装着しています。


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インストルメントパネル
アプリリアは、日々の使用における汎用性と実用性に優れた上質なモーターサイクルを造り上げることを念頭に、コンパクトでモダンに洗練された、視認性に優れるデジタルメーターを SX に搭載しました。
デジタルメーターには、一般的な機能に加えて、トップスピード、バッテリー電圧、走行セッション間の移動距離を表示するツイントリップメーター機能を持ったトラベルダイアリーも装備しています。


アプリリア SX 125 主要諸元

エンジン 4 ストローク 水冷単気筒 DOHC 4バルブ総排気量 124.2 cc
ボア × ストローク 58 mm × 47 mm
最高出力   11kW(15HP)/10,700rpm
最大トルク  11.3Nm/8,000rpm
燃料供給方式 電子制御燃料噴射システム、マレリ製 Φ32 mm スロットルボディ、
点火方式 電子制御イグニッションシステム
潤滑方式 ウェットサンプ
始動方式 セルフ式
トランスミッション 6 速リターン
変速比 (1 速)11/33 (2 速)15/30 (3 速)18/27(4 速)20/24 (5 速)25/27 (6 速)23/22
一次減速比 29/69
最終減速比 13/62
クラッチ 湿式多板クラッチ
フレーム ツインチューブスチールフレーム
サスペンション(F) Φ41 mm テレスコピック倒立フォーク ホイールトラベル 240mm
サスペンション(R) スチール製スイングアーム、プログレッシブリンク式モノショックホイールトラベル 220mm
ブレーキ(F) Φ300 mm ステンレスディスク、フローティングキャリパー
ブレーキ(R) Φ200 mm ステンレスディスク、フローティングキャリパー
ABS ボッシュ製 9.1ML
ホイール(F) 2.50 x 17
ホイール(R) 3.50 x 17
タイヤ(F) 100/80-17
タイヤ(R) 130/70-17
シート高 880 mm
車両重量 134Kg
燃料タンク容量 6.2 L
生産国 中国

メーカー希望小売価格 : ¥410,400 (消費税8%込)
ボディーカラー : ブラックドリフト

国内出荷時期 : 2019年2月下旬頃から順次
※通関手続きの都合で遅れる場合もございます。


先行予約キャンペーン
SX 125及びRX 125の新車を正規販売店でご成約いただいた方の中から抽選で10名様に、アプリリア公式オンラインストアで使える商品クーポン1万円分(税込)をプレゼント致します。
対象モデル : SX125、 RX125の新車
対象期間 : 2019年1月15日(火)~2019年2月28日(木)
対象人数 : 対象モデルを期間中にご予約いただいた方の中から抽選で10名
プレゼント内容 : アプリリア公式オンラインストアにて購入できる商品1万円分(税込)のクーポンをプレゼント

この機会に是非皆様のご来店ご予約お待ちしております。

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APRILIA RSV4 1100 FACTORY

ドモ、ご無沙汰してますDGメカ藤井です。
11月8日から開催されるイタリアのIECMAショーでお披露目されるアプリリアのRSV4ですが・・・
なんと排気量が1100ccに拡大されるそうです。

噂話としては今年の春頃から 「1100ccになるらしい」 なんて言われてましたが、自分は 「ベースになるトゥオーノ1100のエンジンがあるからって、パニガーレV4の後追いみたいな事しないんじゃね?」 って思っていましたし、先月開催されたドイツのインターモトで発表されたRSV4RRが1000ccのままだった事もあり 「やっぱり1000のままじゃん」 と思っていたら・・・
アプリリア 「残念だったな!また1000ccのままで色だけ変えてくると思っただろ?」 
ええ・・見事にだまされましたよ。

現時点で明かされている事は
エンジン排気量を1078ccに変更
217馬力の出力を発生(現行RSV4は201馬力)
フロントブレーキキャリパーをブレンボStylemaキャリパーに変更
フロントサスペンションの設定変更して+5mmストローク量アップ
フレームのジオメトリ変更、キャスタ角トレール量ホイールベース変更
スイングアームを剛性アップした物に変更
バッテリーをボッシュのリチウムバッテリーに変更
サイレンサーをユーロ規制対応アクラポヴィッチ製チタンサイレンサーに変更
5速6速ギアのギア比をロングレシオの物に変更
MOTO GPでおなじみのウイングレットを装着
車両重量軽量化199kg
ざっとこんな具合ですかね。

価格や日本入荷予定の有無や時期などの詳細は、確認できしだいお知らせいたしますので、先走って問い合わせしないようにお願いいたしますm(_ _)m

自分のRSV4が180馬力なのに対してプラス37馬力か・・・ほ・・欲しいかも・・


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アプリリア RSV4 筑波サーキットでレースしてきました

ドモ! お久しぶりです、メカ藤井です!

筑波サーキットで開催されたMCFAJクラブマンロードレースのS-MAXクラスにアプリリアRSV4で参戦してきました。
同じRSV4乗りの方に参考になればと思い、レース中の車載動画をYOUTUBEにアップしてみましたので、どうぞご覧ください。


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決勝の動画です↓






なんとか3位の表彰台に立てました!

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今回も、皆様の応援、お手伝いのおかげで楽しくレースを終える事ができました♪
関係各位の皆様ありがとうございました。
次回もがんばりますので、応援よろしくお願い致しますm(_ _)m


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ライディングパーティー ツインリンクもてぎ走行会に参加してきました。

ドモ、メカ藤井です!

先日、栃木県のツインリンクもてぎで開催された走行会、ライディングパーティーにお客さんと参加してきました。
当日は天気も良くて絶好のサーキット走行日和でした!
参加された方々は、暑い中おつかれさまでした♪


今回の先導車の中にアプリリアの新型2017 RSV4RF がいるのを発見!

「自分の車載カメラで新型の走行動画を取りたいな~・・・」

なので、皆様お馴染みの宮城光さんにお願いしてRSV4RFで自分の前を走ってもらいました♪(宮城さんホントありがとうございました)

では、短いですが新・旧RSV4の追走動画をご覧ください!





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アプリリア 2017 トゥオーノV4 1100ファクトリー乗ってみました。

ドモ、メカの藤井です。
思いのほか、新型トゥオーノ1100ファクトリーの問い合わせが多かったので、トゥオーノの紹介と、お店の近所を少し乗った位ですが、インプレを書きたいと思います。


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SSマシンのフルカウルを取り払い、セパハンからアップハンドルに変更する事で出来たSSマシンベースのネイキッドバイクを、ヨーロッパでは「ストリートファイター」と呼び、バイクカスタムの一つのジャンルとして定着して数年・・・

当時、ストリートファイターのベース車両の多くは、日本メーカーのSSマシンをベースにすることが多かったのです。
それを見ていた、とあるメーカー開発者、「だったら、最初からストリートファイターモデル作ったら売れるんじゃね?」
2002年、RSVミレをベースにした、初代トゥオーノ1000が発売。
以降、様々なメーカーが手持ちのSSマシンをベースにストリートファイターモデルを発売してきました。

2011年、RSV4ベースのストリートファイターマシン、TUONO V4 1000Rがデビュー。
それまでは、ベースマシンと同一のフレームとエンジンを使用していたトゥオーノでしたが、V4トゥオーノからは専用エンジンと専用フレーム、専用ヘッドライトを採用して、RSV4よりもストリート重視の特性に変更されました。

2016年、エンジンの排気量を1100ccに拡大、外観もヘッドライトまわりのデザインをRSV4と共通化、オーリンズ製の前後ショックとステアリングダンパーを装着したファクトリーモデルの設定を追加。


そして、2017年

RSV4RFと同じく「TFTカラーメーター」、「オーリンズNIXフロントフォーク」、「オートブリッパー対応クイックシフター」、「コーナリングABSシステム」、「ユーロ4規制対応で日本仕様も175馬力のフルパワー仕様」 などなど、多岐にわたりアップデートされました!

では、2017 TUONO V4 1100 Fのちょい乗りインプレいってみます!

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先ず、跨ってみますと、フラットなハンドルと825mmのシート高と併せて、乗車時の沈み込みの少ないオーリンズサスの為に、意外と前傾姿勢になりますが、この乗車姿勢がストリートファイターである事をひしひしと感じさせてくれます。

発進もRSV4よりローギア化されたファイナル設定と、1100cc化されたエンジンのトルクで停車状態からスルスルと発進できます。
トルクフルで扱いやすいトゥオーノの専用V4エンジンは、市街地において低回転域の直4エンジンのダルさやV2エンジンのドンつき感もなく、すこぶるスムーズで扱いやすい特性ですが、一度スロットルをワイドオープンすると、高回転型のRSV4よりも低回転域から強烈な加速をしてくれて凄く速く感じます!

アップ/ダウン対応のクイックシフターは3000rpm以上で作動しますので、クラッチを切らず、スロットル戻さずにシフトアップ。軽いシフトタッチに変速ショックの少ないシフトアップが可能です。
そして、オートブリッパー機能の作動について危惧していたのですが(他社の車両でシフトタッチが硬くなる車両や、反応の鈍い車両、ショックの大きい車両を見てたので)、アプリリアのオートブリッパーの仕上がりは大変素晴らしく、エンジン高回転でも低回転でもシフトタッチがほぼ変わらずに、スムーズなシフトダウンが出来ることに思わずニンマリ♪

制動装置では、ABSシステムは任意で3段階の介入レベル切り替えとABSをOFFにすることが以前から可能でしたが、更にアップデートによって「コーナリングABS」化されました。
330mmに大径化されたフロントディスクと、ラジアル化されたマスターシリンダの組み合わせで、ABSいらない位に強力ながら、コントローラブルなブレーキングが出来ちゃいます。
ここで調子に乗ってガンガン急制動すると、ABS作動。「?、ロックしてないのに?」
介入レベルによってフロントタイヤがロックしなくても、リヤタイヤが路面から離れないように(ジャックナイフしないように)ある一定の減速度でABSが作動するようになります。
初心者から上級者まで満足いく制動システムです。

驚異的な動力性能を支える前後のサスペンションは、STDモデルのザックス製からオーリンズ製のサスペンションに換装されましたが、市街地で乗ると正直少し硬いです。
市街地の乗り心地だけならSTDのザックス製サスの方が勝りますが、トゥオーノファクトリーのオーリンズサスはアベレージ速度の高い高速道路や、激しい加減速を繰り返す峠道等で効果を発揮します。

ハンドリングは、フロントタイヤからインに入っていくタイプで、浅いバンク角度でもグイグイと非常に良く曲がっていき、立ち上がりでスロットルを開けたときもしっかり踏ん張ってくれるので、二次旋回もプッシュアンダーを出さずに綺麗にコーナーを脱出できます。
路面の状態が良いサーキットなどでは基本的にサスセットを硬くしていきますが、この時にもSTDザックスよりも幅広くセッティングが可能なオーリンズサスの効果が現われます。

乗り心地悪い感じで書きましたが、RSV4RFよりも乗り心地はかなり良いです。これはトゥオーノのシートの方が柔らかいクッション材を使用していて、このシートが市街地走行ではかなり具合が良いです。
RSV4のシートは、スポーツ走行時にリヤの動きをお尻で感じやすくする為に硬いシートを装着しており、スポーツ走行時は最高ですが、正直街乗りでは硬くて最低って思う位でした。
話ずれますが、RSV4オーナーさんで街乗りしかしない人には、新型トゥオーノのシートは値段も手ごろでかなりお勧めです。

長々と書いてきましたが、一番伝えたいのはやはり

このバイク楽しくてチョー気持ち良い!!

って事ですね(^o^)/

最後に、aprilia MOTO GPライダーのアレイシ・エスパロガロ選手が出演している新型トゥオーノのCMをご覧ください。




aprilia 2017 TUONO V4 1100 F

車両本体価格 ¥1.998.000- (消費税8%込)

お求めは、走れて触れるメカニック藤井のいるモトイタリアーナ東京足立のデージーカンパニーまで!

 

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アプリリア RSV4RF TUONO V4 1100RF  2017モデル入荷!!

ドモ、お久しぶりのメカ藤井です♪

東京モーターサイクルショーのピアッジオグループのブースでお披露目された気になるアイツ・・・

アプリリア2017モデルのRSV4RFとトゥオーノV4 1100Fが自店に入荷しました!

RSV4RF
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トゥオーノV4 1100 F
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ユーロ4規制対応になった事で、国内海外問わずフルパワー仕様(201馬力RSV4)(175馬力トゥオーノ)での発売!

さっそく各部の変更箇所をチェック&紹介していきたいと思います。

続きを読む

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アプリリア RSV4RF 2017年モデルの紹介です。

ドモ、デージーカンパニーのRSV4担当メカ藤井です。

本日、3月1日から2017年モデルのRSV4RFの予約受付開始となりました!

なので今回は、APRILIA RSV4RFの2017年モデルに関しての、2017年3月現在で解っている情報を紹介したいと思います。
「説明はいらないから、価格や納入時期を教えて」って方は、一番下に書いてありますので、ご覧ください。


今回も、歴代RSV4同様に外見上はカラーリングの変更以外は変わってないように見えますが、やっぱり色々変わっています。
初代からの多岐にわたる変更点は、↓のリンクの過去記事をご覧ください(長いです)。

  歴代RSV4解説
  RSV4RF解説

細かい変更は置いといて、目玉になる変更を、ざっくり紹介させていただきます。
(輸入元のピアジオジャパンから資料は来ていますが、文章を全部記載しようとすると大変なのと、写真が無いので、細かい所は他店さんや、メディアさんお願いしますww)

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aprilia RSV4RF 2017モデルの変更点

ボディカラー変更 ・カラーリング名称「スーパーポール」

メーター変更 ・TFTカラーディスプレー採用

フロントフォーク変更 ・オーリンズNIXフロントフォークに変更

リアショック変更 ・オーリンズTTXリアショックに変更

フロントブレーキディスク変更 ・ディスク径320mm→330mm ディスク厚4.5mm→5.0mm

ABSシステム変更 ・ボッシュ9.1MPコーナリングABS採用

エンジン出力変更(日本仕様) ・ユーロ4規制対応になり本国仕様と同じ出力設定(201馬力

エンジン内部部品変更 ・新型軽量ピストン、バルブスプリングの変更、コンロッドの表面処理等

可変吸気ファンネル変更 ・廃止による軽量化

エキゾーストシステム変更 ・EURO4対応の新型エキゾースト

ECU変更 ・新型ECU及びAPRCシステムの更新

クイックシフトの変更 ・ダウンシフト対応

スロットルグリップ開度センサ変更 ・スロットルグリップと一体化

クルーズコントロール及びピットレーンリミッターの追加(任意で速度設定可能)


ざっくりだと、こんな所ですね。

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少々、補足の説明を

フロントの足回りでは、現行モデルのオーリンズFG43R&Tタイプフォークから、オーリンズのFGRT200タイプのNIXシステムフォークに変更されました。
これにより、伸び側と縮み側の減衰機構を左右で分離独立させた事で、伸縮時のスイッチング性能が向上します。

ブレンボのブレーキキャリパーとフォーク接合部の間にあるカラーから判るとおり、ブレーキディスクの径が320mmから330mmになり、ディスク厚も4.5mmから5.0mmになり、ブレーキパッドの摩材も見直され、ハードブレーキングに対応。

ABSシステムもアップデートしました。
アプリリアとボッシュの共同開発により生み出され、今や他メーカーのトラコン付き車両にも供給されるIMU、ボッシュ9.1MPシステムのアップデートで、ブレーキレバー入力、ロール/ピッチ/ヨーの角度を常にモニタリングしてコーナーリング中のABSの介入を最適化する、コーナリングABSになりました。

軽量な鍛造アルミホイールは継続採用。



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リアショックもオーリンズTTXショックアブソーバに変更され、減衰力の調整がスピーディーに行えるようになりました。


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スロットルグリップの開度センサも以前のRSV4は、車体左側にあり、センサプーリーの開閉は一般的なスロットルワイヤーで開閉してました(スロットルバルブはモーター駆動のライドバイワイヤです)。
2017モデルでは、センサをスロットルグリップ側に移設して、スロットルワイヤーを排除しました。



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メーター廻りは、以前のオーソドックスな針式タコメーターと液晶デジタルディスプレイの組み合わせから、完全デジタル表示のTFTカラーディスプレイに変更されました(公道走行モードとレースモードの2種類の画面切り替えができ、双方の表示とも昼夜の表示が可能です)。

ディスプレイの面積拡大により、多彩な情報を一度に表示することが可能になりました。
新たな表示では、バイクの左右バンク角度を示す「ロールアングル」表示と、ブレーキ入力とスロットル開度の入力ゲージが備わりました。

速度計の右側には小さくピットレーンリミッタ又はクルーズコントロールの設定速度の表示もします。

更に調べると、スマートフォンやインカム等のブルートゥース接続機器のアイコンもあります。
(使いこなせるか心配になるくらいに機能てんこ盛りです)


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こちらは、レースモード表示の状態です。
速度計が極端に小さくなり、代わりにラップタイム表示やラップ数が大きく表示されます。
ディスプレイ上部には白→黄→赤の順に点灯するシフトインジケーターも装備。



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車両に跨り、メーターやハンドル廻りを眺めるとこんな感じです。



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ハンドル左のスイッチも変更され、走行中でもスロットルを戻すことなくトラクションコントロールとウィリーコントロールの設定変更ができる様になりました。
ピットレーンリミッター、クルーズコントロールのスイッチも新たに授けられました。



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クイックシフトも変更され、ダウンシフトにも対応するよう、オートブリッピング機能が追加になりました。
手元の資料によりますと、アクセル開けたままのシフトダウンもクラッチ操作なしで可能になります。
(コーナーでギア選択を間違え、ひとつ高いギアで立ち上がる際や、追い越し時の加速で、加速させる為にギアを下げるときにアクセルを戻さず、開けたままシフトペダルを下げられます。この機能は、まだ他メーカーにも無い機能です。)

そして、一番?大事なのは、ユーロ4規制対応になった事で、今までのRSV4は日本仕様のECUマップで出力が抑えられ106馬力仕様だったのが、本国と同様の201馬力のままで発売される事になります!

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息切れしてきましたので、説明は、この位で・・・・

さて、気になるRSV4RF 2017モデルのお値段は・・・・やっぱり300マ・・・え?

ホント?がんばったねアプリリア!

日本価格2,750,000- (消費税込み価格)

日本納入時期は、2017年6月頃から順次デリバリー開始予定!

「気になるから、実車見てみたい」なんて方、多いと思いますが、RSV4はアプリリアの取り扱い店でも限られた店舗でしか販売しておりません。

ですので、RSV4の事なら、デビューから今日まで数多くのRSV4を販売、修理、メンテナンス等をしてきたデージーカンパニーのメカ藤井の愛車RSV4を見ることが可能ですので、サイズやポジション、造型の確認ができます。
もっと詳しく知りたい方も、RSV4担当メカ藤井宛てにご来店ください。

本日3月1日から予約受付開始ですので、皆様のご来店お待ちしております!

*2017年3月1日の情報です、価格・仕様などは予告なく変更される場合がありますので、ご了承ください。

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「RIDERS CLUB」 取材協力させて頂きました。

強い風が吹く日が続きますが、少しづつ陽射しが暖かくなってきましたね。 こんにちは、秋元です。

バイク総合誌[RIDERS CLUB]のアプリリアRSV4を題材にした、宮城 光氏執筆 【東京ハイスピード】3月号に取材協力させて頂きました。

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今回の企画は「夜間でも安心して走れるアップグレード!」   
「照らすぞワレ~」なんて声が聞こえて来そうな感じですね。

気になるRSV4オーナーさんは、書店へ是非是非

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只今絶賛発売中~デス! みなさ~ん読んで下さいね~♬

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新型RSV4RFと旧型RSV4Factoryを乗り比べてみました

ドモ、メカ藤井です!
厳しい残暑も過ぎ去って、バイク乗るのが気持ちよい季節になりましたね♪

今回は、アプリリアRSV4の新旧モデルの乗り比べをしてみましたので、インプレ兼ねて書かさせていただきます。


比較車両は、藤井のRSV4(初期型)とRSV4RFです。

テストコースは夜景の綺麗な首都高環状線です。

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同一条件で比較する為に、綺麗な夜景に目もくれず、ひたすら乗り比べをしてました。

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先ずは、エンジン

Apriliaの新型RSV4RFはエンジンを大幅に改良して201馬力と、初期型の180馬力から実に21馬力アップと格段にエンジンパワーが上がっております。
通常、これだけの出力向上を目指すと、高回転化になり、低速トルクが減少してしまい街乗りでは乗りづらくなるトコですが、流石アプリリア!
低速トルクが落ち込む感じは微塵もなく、逆にトルク増してます!
高回転域もピーキーな感じはなく、V4エンジン特有のフラットなトルク特性でグイグイ加速します。
エンジンフィーリングも旧型エンジンより更に滑らかで、RSV4RFから旧型RSV4に乗り換えると、旧型のエンジンのほうが少しガサツなフィーリングに感じます。
排気音は少し甲高い感じになりました。
体感では速さを感じないですが、速度計を見ると・・・ヤバイっす!

それと、減速時のエンジンブレーキの効きかたも変更されました。
コレはエンジンよりライドバイワイヤの電子制御スロットルのプログラム変更によるトコですが、旧モデルから熟成されたおかげで、当日の首都高は雨上がりのウェットパッチが所々に残る路面状態でしたが、高回転域から不安なくシフトダウンができます。


つづいて、ハンドリングの比較

新型のRSV4RFでは、エンジン搭載位置やスイングアームの長さとピボット位置、フロントフォークのキャスター角及びトレール量の変更により、街乗りでも体感できるほどハンドリングが変化しました。

初期型のRSV4は、フロントタイヤで曲がるタイプの特性で、立ち気味のキャスター角とあいまって、コーナー侵入でバイクを寝かし始めるのにブレーキをきっかけにしたりと、少々アクションが必要になります。
サーキットなどをノリノリで走る時は良いのですが、峠道を加減速せずにダラダラ走る時には車体を寝かしづらい事があります。(サーキット走行に特化した特性)
対して新型RSV4RFは、初期型よりもリアステアが強くなった特性で、結果として非常にニュートラルなハンドリングに変化しました。
同一コーナーを同一速度で進入すると、初期型では、スロットルOFFできっかけを作ってバンキングしていたトコを新型ではスロットルも戻さずに難なくバンキング開始します。
極端なアンダー・オーバーステアもなく、曲がり方も非常にニュートラルで、まさに「オンザレール」な感じでコーナーをクリア出来ます。

直進安定性も向上してます。100km/hでの一定速度での走行で、尖がったラウンド形状のピレリ製ディアブロスーパーコルサでもフラフラすることなくビシッとまっすぐ走ります。

SSマシン初心者でも、クセのないハンドリングで恐怖心を抱くことなく走行できます。
そして、初期型からRSV4RFでも継承しているエンジン位置、ピボット位置、キャスター角の変更ができるフレームですので、自分仕様のハンドリングマシンにセッティングを変更する事も可能です!

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その他いろいろ

サスペンションでは、リアショックが新型では硬めに変更されましたが、スイングアームが長くなったことでテコ比が変わり、体感ではスイングアームの上下運動がゆっくりになった感じがし、乗り心地もマイルドになったと思います。

左右バックミラーの変更で、旧型では、腕で半分位ミラーの視界を遮っていたのですが、新型は走行中の後方視界がとてもよくなりました。(白馬の王子様も見逃しません)

ウィンドスクリーンが形状変更され、風防効果があがり、身体にあたる風が減ることで、ツーリングでの疲労軽減になります。

USBソケットが標準装備され、スマホなどの充電が可能になりました。

新型apriliaRSV4RF。その良さを是非知っていただきたいと思い、試乗車も用意しました!

来て見て触って確かめてください♪

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aprilia RSV4 motoguzzi V7用サンスター ブレーキデイスク取り扱い始めました。

ドモ、デージーメカ藤井です。

この度、サンスター ブレーキエクセルディーラーとなりましたので、ご報告です。
サンスター←クリックでサンスターさんのページに移動して、商品の詳細がご覧になれます。

さっそくショウルーム内に、サンスターのディスクローターを常設いたしました!
左から「ネオクラシック」 「ワークスエキスパンド」 「カスタム」 フロントブレーキディスクです

通信販売コーナーでのご購入はこちらから通信販売コーナー



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こちらの「ワークスエキスパンドディスク」は、通常品のインナーディスクの色は、ハードアルマイトのグレーなのですが・・・
aprilia,2016RSV4RFの赤いホイールに合うように、特注対応でレッドアルマイトに変更してもらいました。
(ブログ書いてて「V7レーサーの赤いハブにも似合うな・・・」と、思いました)

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こちらは、70年代後半のスズキGPレーサー「RGB」に使用していたディスクをモチーフにしたデザインのネオクラシック
クラシカルなデザインでモトグッチV7シリーズにマッチします。

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こちらは、インナーとアウターのディスクを留めるフローティングピンのアルマイト色見本です。

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展示車両での装着は、アプリリアRSV4に「プレミアムレーシング」を装着しております!

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サンスターブレーキディスクを装着した、お客様の車両です。

K様、アプリリアRSV4 「プレミアムレーシング」特注インナーレッド仕様

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S様、アプリリアRSV4 「プレミアムレーシング」特注インナーゴールド仕様

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通信販売コーナーでのご購入はこちらから通信販売コーナー

ディスクの選定、パッドの選定などブレーキカスタムに悩んだら、デージーカンパニーのメカ藤井までご相談ください。

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アプリリア RSV4RF 2016モデル入荷!

2009年に、新開発のV型4気筒エンジンを搭載してデビューした、アプリリア RSV4。

待望の、aprilia RSV4 RF 2016モデル、

入荷しましたー!!

メーカーHP←RSV4のスペックはコチラ

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インプレ関係は後日改めて紹介しますので、とりあえず、車体各所の写真を幾つかアップさせて頂きます!
実車を前にして、改めてマイナーチェンジより、フルモデルチェンジと言っても過言でない内容にニヤニヤがとまりません♪
(忙しくてアップ出来ないでいたら、他所のディーラーさんが写真アップしてくれてるので、ここからはメカニック目線の写真をアップします。外観の写真は、メーカーホームページなどでご覧ください)

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アプリリア RSV4 純正スリッパークラッチの抗力調整

ドモ、メカの藤井です。

近年のリッターSSモデルで標準装備が当たり前になりつつある、スリッパークラッチシステム(バックトルクリミッター)
この機構により、強大なエンジンブレーキが掛かったときのリアタイヤのロック及びホッピングを低減させてくれます。

アプリリアのRSV4も、スリッパークラッチを純正採用しています。
直4エンジンと比較するともともと穏やかなエンジンブレーキ特性なアプリリアのV4エンジンを更に、電子制御スロットルなどの働きなどにより、減速時のエンジンブレーキで、リアタイヤがロックする事を抑えてくれます。

しかし、純正スリッパークラッチでは、主にサーキット走行などの急減速時にライダーの技量や走行条件によってリアタイヤがロック及びホッピングする事があります。

そこで、純正スリッパークラッチの調整をしてみます。


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RSV4のクラッチ一式です


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クラッチスプリングとプレッシャープレート外すと、センターロックナットで固定されているセカンダリースプリングが見えます。



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センターロックナットを外してセカンダリースプリングを摘出します。



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スリッパークラッチの機構の説明、インナードラムの底に三角形の突起があります。



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ベースプレート側には、三角形の窪みがあり、減速時のバックトルクが掛かると、インナードラムがベースプレートから浮き上がり、プレッシャープレートを押し上げて、半クラッチ状態になります。



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スリッパー非作動時は、セカンダリースプリングで押さえられて、インナードラムとベースプレートがくっついてます。



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スリッパー作動時は、セカンダリースプリングの張力を上回るバックトルクが掛かった時に、インナードラムがベースから浮き上がります。



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ですので、セカンダリースプリングの組み付け枚数を変更する事で、スリッパークラッチの効力を変更できます。
スプリングを減らせば、少ないバックトルクでスリッパーが作動する様になります。

(RSV4の純正クラッチは年式によりセカンダリースプリングが3枚仕様と2枚仕様のモデルがあり、スプリング張力も違いますのでご注意ください)

因みに、自分のRSV4は、3枚スプリング仕様のセカンダリースプリングを1枚だけ組んで使用してます。


社外品のスリッパークラッチと純正品スリッパークラッチを比較した場合、社外品は、豊富な調整用部品の組み合わせで、あらゆる走行条件でもリアタイヤのロックを抑える事が出来て、エンジンブレーキの効力を2サイクルエンジン並みにする事も可能です。
さらに、スリッパー作動の半クラッチ状態から、繋がるところが大変スムーズです。
なので、減速フィーリングに拘りがある方や、レースで使用なさる方にはSTMなどの社外品スリッパークラッチを購入される事をお勧めしますが、「そこまでは必要ないかな」なんて人や、予算が厳しい方には十分ありな仕様だと思います。

アプリリア RSV4 スイングアームピボット位置変更

ドモ、新型のアプリリアRSV4RFの入荷を待ち続けているデージーカンパニーのメカ藤井です。

今回は自分のRSV4のスイングアームピボット位置を変更してみましたので、軽くご紹介♪

自分の09~12年までのモデルのRSV4ファクトリーは、±0を基準にエンジン搭載位置は↑に5mm、スイングアームピボット位置は↑に2.5mm上げるカラーが組まれています。

13~14年までのRSV4ファクトリーABSモデルでは、エンジン搭載位置±0mm、スイングアームピボット位置↓に2.5mmに変更されました。

この変更により以前のモデルよりも低中速コーナーにおいて、立ち上がり加速のトラクション性能が向上しました。

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09~12年までのピボットカラーは↑2.5mmで組み付け、


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13~14年のABSモデルはカラーをひっくり返して↓2.5mmで組み付けされています。


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新型RSV4RFで、また変更されてます。


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新型RSV4RFでは、↓に5mmのカラーが使用され、エンジン搭載位置も↓5mmに搭載されます。
コレにより、各RSV4ファクトリーは年式違いのカラーの使用でエンジン搭載位置↑5 ±0 ↓5 の3段階変更と
スイングアームピボット位置↑5 ↑2.5 ↓2.5 ↓5 の4段階の変更が可能になりました。

と・・・ここで自分は、「エンジンが±0ポジションが出来るのに、スイングアームが±0出来ないのは・・・」

更に、13~14年モデル(エンジン位置±0、ピボット位置↓2.5mm)でツクバサーキットを走行しているお客さんから、「最終コーナーでアンダーカウルを擦ってしまう」
「リヤサスの車高調整を伸ばしても擦ってしまう、スプリング交換しないとダメかな~?」と相談もされていたので、アンチスクワットの作用などを考えて、±0のピボットカラーを試してみたい!
(アンチスクワットについては、説明長くなるので各自で調べて下さい♪)

てな訳で、作ってみました♪

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コチラが±0のピボットカラーです!

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数ミリの穴の位置の違いだけで絵ヅラが同じでゴメンナサイ!

アンチスクワット作用は前後のスプロケットの大きさの違いやエンジン搭載位置変更による前側スプロケットの位置、チェーン引きによるリアホイールの位置などでも変化するので、むやみに変更するとドツボにはまりますので要注意!

効果の程は、デージーカンパニーのメカ藤井に聞いてください♪

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RIDERS CLUB 取材協力させて頂きました。

枻出版さんより発売されている、バイク総合誌・ライダースクラブ!

アプリリアRSV4を題材にした、宮城選手執筆【東京ハイスピード】6月号に取材協力させて頂きました。

なごやか~な雰囲気の取材風景をお届けします。

主役はご存知、宮城選手、テレビにレース解説から、ライディングインストラクター、執筆、カメラマンと、なんでもやってしまうスーパーマンの様なお方!!

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気になりましたら、続きも読んで下さいね♪

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